キャットフード「アニモンダ」を格付け【口コミ/評判も】

こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。

厳しい安全基準をクリアした原材料のみ使って製造されているキャットフード「アニモンダ」。

アニモンダはペット先進国としても有名なドイツで作られているので、安全性に期待ができます。実際に原材料や成分を確認し、安全なフードなのか格付けしたいと思います。

後半には、購入者さんの口コミでの評判もまとめますので、是非見ていってください。

Animonda社が販売する「アニモンダ」って？

商品名	アニモンダ(フォムファインステン、デラックス)
種類	総合栄養食/ドライフード
参考価格（税抜）	864円（単品購入時/amazon参考価格）
対応猫種/年齢	全猫種用/成猫用
内容量	250g
生産国	ドイツ
備考	冷暗所に保存、開封後はお早めにお召し上がりください

主な特徴は以下の「３つ」です。

被毛の艶をサポート
毛玉ケア・歯石の形成に配慮
尿路結石の形成を抑制

最高品質の原材料を使用することによって吸収率を高め、被毛の艶を良くします。吸収率が高ければ、胃腸への負担も軽減されるので魅力的です。

毛玉や歯石に効果的とされるビタミンと食物繊維を配合しています。自然の食物繊維を使っているので毛玉ケア以外にも便の臭いが軽減されるのは嬉しいですね。

ミネラルを調整することで尿路結石の形成に配慮がされています。最もできやすい成猫期に尿路結石の配慮がされているのは非常に助かります。

【対応年齢について】
アニモンダの対応年齢は成猫用となっています。成猫のときに多く見られる毛玉や尿路結石のトラブルに対応しているのは安心です。

原材料と成分を徹底分析！

ドイツの厳しい安全基準をクリアしたという「原材料と成分」を確認してみましょう。原材料と成分で危険だと判断したものは赤色で表示しています。

まずは原材料からチェック！

鳥肉粉(低灰)、ライス、コーン、鳥脂肪、コーンタンパク、牛脂、魚油、鳥レバー、ビートパルプ、加水分解鳥タンパク、イースト、乾燥全卵、オート麦繊維、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、チコリ繊維、ユッカシジゲラ、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンC、L-カルニチン、ミネラル(銅・亜鉛・セレン・ヨウ素)

次に保証成分をチェック！

蛋白質 30%、脂肪 18%、粗繊維 2.1%、粗灰分 6%、水分 8%、カルシウム 0.9%、リン 0.7%、マグネシウム 0.08%、オメガ６脂肪酸 3%、オメガ３脂肪酸 3.5%、タウリン 2.4g/1kg、397kcal / 100g

安全なキャットフードを選ぶ『6つの条件』

確認した原材料と成分は安全なキャットフードとして”6つの条件”を満たせているか見ていきましょう。

1.添加物(保存料・調味料・着色料)なしの100%無添加なのか？

ドイツの厳しい基準をクリアしているということだけあって、人工着色料や人工の保存料は使用されていませんでした。また、砂糖や塩などの調味料も使用されていないので安全です。

毎日与えるキャットフードに危険な添加物が使われていないので安心できます。

2.主原料は肉類or魚類？品質はいかが？

使用している肉類は「鳥肉粉」と、本来であれば廃棄するような部分を混ぜた低品質なものです。しかし、公式によると「高品質なものだけを選んでいる」らしく副産物は一切使用されていないので品質は良いといえます。

猫ちゃんは肉食動物なので、品質の良い肉類が主原料に使われているのも評価ができます。ただ、できれば鳥肉”粉”ではなく新鮮なチキンだったら、なお良かったです。

主原料の栄養価は高い？肥満猫のダイエットにもおすすめ？

主原料は肉類なので、肉食動物である猫ちゃんにとって必要な栄養価は摂れると思います。

ダイエットはカロリーだけを見ると「397カロリー」と平均よりも高くなっています。しっかりと運動をしなければカロリーを燃焼しきれず、太る可能性があります。室内飼いの猫ちゃんは痩せるのは難しいと思います。

3.「穀物類」への対応は？

使用している穀類、ライスやコーンは主原料まで使われていませんが、肉食動物である猫ちゃんにとって、ほとんど不要です。少量であれば良い効果もありますが、量が多くなればなるほど消化不良のリスクが高くなります。

ライスとコーンが2番目、3番目に使われているので注意はしておいたほうがよさそうです。また、穀類の中でもアレルギーを発症しやすいコーンが使用されているので気をつけましょう。

猫がなりやすい病気(尿路結石・ヘアボール)などの対策は？

アニモンダがしている対策は毛玉ケアと歯石形成の防止、尿路結石の予防の3つです。この3つがしっかりと対策できているか原材料と成分を確認してみました。

粗繊維とマグネシウムの量はしっかりと調整されていましたので毛玉ケアと尿路結石の予防はできています。また、歯石形成の防止に効果的なビタミンAもしっかりと配合されていました。

アニモンダは3つしっかりと対策ができていました。病気の対策が3つもされているのは評価できます。

4.良質な油(脂肪分)を使用しているか？

使用している油は「鳥脂肪、牛脂、魚油」でした。このなかに危険なものは無く、一つ一つ安全なので与えるのも安心できます。

ただ、使用されている油の量が多いように思えます。原材料でも上位に3つの油が使われています。品質は良くても油の量が多ければ、猫ちゃんの胃腸に負担が掛かり下痢になる可能性もあります。

このような心配があるので、もう少し量を減らすか種類を減らしてほしいところです。

5.手作り食と同じ高品質な原材料(ヒューマングレード)の使用は？

公式サイトを確認してみると「人間用と同じ食材」を使っていると記載されていました。しかし、記載されていたのが肉類についてのページで他の原材料の品質については書かれていませんでした。

肉類の品質は高いといえますが、他の原材料の品質は肉類に比べて劣る結果となりました。

6.「製造前の品質チェック」は行っているか？

製造前の品質チェックを行っているか、公式サイトを確認してみました。安全基準についての説明で品質チェックと品質管理が出来ていなければ貰うことができない「ISO規格やHACCP、IFS」などを取得していることが分かりました。

品質チェック、品質管理、衛生管理、全て完璧にできているので安心です。

【結論】アニモンダを格付けしてみた結果・・・

それではキャットフード「アニモンダ」の総合評価を発表しましょう。今までの評価が一目でわかるようにこちらの表をご覧ください↓

【条件】	【Ａ～Ｅの５段階評価】
添加物(無添加)	C
主原料の品質(栄養価)	C
穀物対策(病気予防)	E
油(脂肪分)	C
ヒューマングレード	C
製造前チェック(安全性)	A

その総合評価はずばり・・・

総合評価：C
（Ａ～Ｅの５段階評価）

キャットフード「アニモンダ」を総合評価してみた結果「C」だということがわかりました。ドイツの厳しい安全基準をクリアしているということだけあって、全体的に品質は高いと言えます。

ただ、それだけに穀類の使っている種類と量が非常にもったいなく感じます。量が多いので消化不良や、コーンによってアレルギーになる可能性があります。また、油の量も多く感じるので、下痢になる可能性が非常に高そうです。

胃腸への負担が多そうなので、お腹が弱い猫ちゃんや老猫に差し掛かってきている猫ちゃんは気をつけましょう。

みんなの口コミや評判を検証！悪評はあるの？

実際にキャットフード「アニモンダ」を購入してみて良かったのかどうか、口コミを5つまとめました。ぜひ、参考にしていってください。

うちの猫のお腹には合わなかったようでお腹を壊してしまいました。ダイエットの方は問題なく食べてくれたので、たまたま合わなかったみたいです。

＜口コミ＆評判　ユーザー１＞

すこし高いですが、18歳の子がとても喜んで食べてくれました。食が細くて好き嫌いが多いので食べれるものが見つかって良かった。

＜口コミ＆評判　ユーザー２＞

今のところ、栄養価や製造過程、原料など安心して与えられる猫ちゃんのごはんです

＜口コミ＆評判　ユーザー３＞

食の細い猫ちゃんが飽きずにずっと食べ続けているフードです。

＜口コミ＆評判　ユーザー４＞

急遽「フォムファインステンデラックス」を２袋買ってみたが喰いつきが悪い！！。フォムファインステンデラックスは与えた半分以上は食べ残す。
「フォムファインステンデラックス」は”ライス、コーン、コーン蛋白、ビートバルブ、オート麦繊維”等穀物を増量剤として使っている気がする。

＜口コミ＆評判　ユーザー５＞

食いつきは、半分しか食べなかった子もいますが、好き嫌いの激しい子や食の細い子でも食べたそうなので悪くはなさそうです。

原材料のまとめで心配したとおり、残念なことにお腹を壊した猫ちゃんがいました。実際にいましたので、お腹が弱い猫ちゃんは避けたほうがよさそうですね。