こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
世界25ヶ国以上で愛されているというプレミアムキャットフード「アーテミス」。
世界で幅広く愛されているフードのようですが、一体どこに愛されている秘密があるのでしょうか。実際に原材料や成分を調査し、解明していきたいと思います。また口コミでの評判もまとめますので、ぜひ参考にしていってください。
KMTが販売するアーテミス「オソピュア」って?
商品名 | オソピュアグレインフリー(フィーライン・サーモン&ガルバンゾー) |
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種類 | 総合栄養食/ドライフード |
参考価格(税抜) | 4,158円(単品購入時/amazon参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.81kg |
生産国 | アメリカ |
備考 | 特になし |
主な特徴は以下の「3つ」です。
- グレインフリー(穀類不使用)
- 猫の味覚に配慮
- ガルバンゾー豆を使用
グレインフリー(穀類不使用)
猫のアレルギーの原因として多い小麦やトウモロコシだけではなく、米や麦などの穀類全て一切不使用となっています。
猫は犬や人間と違って食性が完全肉食です。そのため時間をかけて消化をする穀類とは相性が悪く、食べ過ぎると消化不良を起こす可能性がありますが、穀類は一切不使用となっているので安心して愛猫に与えることができます。
猫の味覚に配慮
生肉のサーモンを使用することによって猫の大好きな味に仕上げ、食欲を誘います。猫は味を感じる味蕾(みらい)が少ないので、味を感じることが難しくなっていますが、生肉のサーモンと味の濃い魚が使用されているので食いつきに期待ができます。
ガルバンゾー豆を使用
ガルバンゾー豆(ヒヨコ豆)とは、タンパク質だけではなくビタミンB1、カルシウム、カリウムの栄養素が豊富に含まれています。さらに腸内環境を整えてくれる効果もあります。
猫は胃腸の調子を崩しやすい動物なので、腸内環境を整える配慮がされているのはありがたいです。
アーテミス「オソピュア」の対応年齢は全年齢対応となっています。特徴だけで判断するとグレインフリー、ガルバンゾー豆の使用とお腹に優しく、安心して与え続けることができそうです。
原材料と成分を徹底分析!
世界で幅広く愛されているキャットフードの「原材料と成分」を実際に確認してみましょう。原材料と成分で、危険だと判断したものは赤色で表示しています。
まずは原材料からチェック!
フレッシュサーモン・ドライサーモン・えんどう豆・ガルバンゾー豆(ひよこ豆)・ヒマワリオイル・フラックスシード・チキンスープ(天然風味料)・DLメチオニン・塩化コリン・タウリン・乾燥チコリ根・パンプキン・ココナッツオイル・ラクトバチルスアシドフィルス・ビフィドバクテリウムアニマリス・ラクトバチルスロイテリ・キレート亜鉛・ビタミンE・ナイアシン・キレートマンガン・キレート銅・硫酸亜鉛・硫酸マンガン・硫酸銅・混合メナジオン重亜硫酸ナトリウム・チアミン硝酸塩(ビタミンB1)・ビタミンA・ビオチン・ヨウ化カリウム・パントテン酸カルシウム・リボフラビン(ビタミンB2)・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・ ビタミンB12・酸化マンガン・亜セレン酸ナトリウム・ビタミンD・葉酸
次に保証成分をチェック!
粗タンパク質:35%以上 粗脂肪:18%以上 粗繊維:3.0%以下 水分:10%以下 オメガ6脂肪酸:2.8%以上 オメガ3脂肪酸:0.6%以上、代謝カロリー:3,861kcal/kg
安全なキャットフードを選ぶ『6つの条件』
原材料と成分は安全なキャットフードとして、どれだけ条件をクリアしているのか見ていきましょう。
1.添加物(保存料・調味料・着色料)なしの100%無添加なのか?
猫の体に毒である人工着色料や保存料などは使用されていないので、添加物に関しては安心して与えることができます。
また、酸化防止として使用されているのは天然ハーブ、ビタミンと天然由来の成分となっているので体に負担がかからず安心です。
2.主原料は肉類or魚類?品質はいかが?
主原料に使われているのはフレッシュサーモンでした。フレッシュサーモンには猫の健康には欠かせない動物性タンパク質(肉や魚に含まれる栄養素)が豊富に含まれています。また、その後にもドライサーモンと魚類が続いていることも評価できます。
動物性タンパク質は魚のみとなっているので、豚や牛などにアレルギーを持っている猫でも安心して食べさせることができます。
主原料の栄養価は高い?肥満猫のダイエットにもおすすめ?
主原料のフレッシュサーモンの栄養価は高いのか成分を確認してみると、粗タンパク質は35%以上と高たんぱくになっていました。そのため栄養価は高いといえます。
ただ、豊富な魚類が使われている分、100gあたり386カロリーと少し高めになっています。活動的な猫であれば十分に消費できるカロリーなので太る心配はありませんが、普段運動をしていない猫はダイエットが難しくなっています。
3.「穀物類」への対応は?
特徴でも記載しましたがグレインフリー(穀類不使用)となっています。穀類はアレルギーを引き起こす危険性や、下痢や嘔吐などの消化不良を起こす危険性がある食べ物です。
グレインフリーはこのような危険性がなくなるので安心して愛猫に与えることができます。
猫がなりやすい病気(尿路結石・ヘアボール)などの対策は?
アーテミス「オソピュア」は尿路結石や膀胱炎などの下部尿路疾患や、毛球症への対策はされていませんでした。ただ、グレインフリーとなっているので穀物アレルギーや消化不良への対策はされています。
4.良質な油(脂肪分)を使用しているか?
ヒマワリオイル、ココナッツオイルと植物性の油脂が使用されていました。これら2つの植物性油脂は動物性油脂(鶏脂やサーモンオイルなど)に比べて食いつきのよさは劣りますが、酸化による劣化の速度が遅くなっているので動物性油脂に比べて長く品質を保つことができます。
味にうるさい猫だと食べないかもしれませんが、少しでも長く美味しく食べられるようになっています。
5.手作り食と同じ高品質な原材料(ヒューマングレード)の使用は?
ヒューマングレードの原材料が使われていましたので、全体の品質は高くなっています。また、原材料は厳しい検査も行われているので安全性も高くなっています。
6.「製造前の品質チェック」は行っているか?
ヒューマングレードでも記載していますが、厳しい検査を行っているとのことなので品質チェックはできています。
ただ、総輸入代理店のホームページには製造している工場についての説明がありませんでした。他の通販サイトも確認してみたところ、USDA(米国農務省)から認証された工場で製造していると説明されていました。
工場での品質管理や衛生面などできていると思いますが、信頼性を高めるためにも総輸入代理店も詳しく工場の説明をしておいてほしかったです。
【結論】アーテミス「オソピュア」を格付けしてみた結果・・・
それではアーテミス「オソピュア」の総合評価を発表しましょう。今までの評価が一目でわかるようにこちらの表をご覧ください↓
【条件】 | 【A~Eの5段階評価】 |
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添加物(無添加) | A |
主原料の品質(栄養価) | A |
穀物対策(病気予防) | A |
油(脂肪分) | B |
ヒューマングレード | A |
製造前チェック(安全性) | B |
その総合評価はずばり・・・
総合評価:A
(A~Eの5段階評価)
アーテミス「オソピュア」を総合評価してみた結果「A」だとわかりました。原材料全て、品質が高く、穀類は使用されていない安全なキャットフードでした。
不安要素としては主原料に魚が使われているので、正直主原料がチキンのフードに比べて食いつきが劣るかもしれません。チキンは魚に比べて味が濃く、猫はチキンを好む傾向があります。そのため普段チキンを主原料に使ったフードを食べている猫は見向きもしないかもしれません。
カロリーがすこし高めになっているので運動不足または肥満気味の猫に与える場合はしっかりと運動の管理か、食事の量の調節が必要です。
みんなの口コミや評判を検証!悪評はあるの?
実際にアーテミス「オソピュア」を与えてみて良かったのか、悪かったのか口コミをまとめましたので、ぜひチェックしていってください。
うちの子は食が細く、太らせたかったので高タンパクでグレインフリーな餌を求めて…しかも肉より魚が好みでしたので、フィッシュ系です。それだと某ア◯ナが有名ですが、ナトリウム値の高さが気になり、色々探していたところ、この商品に行き着きました。今まで食べていた餌と並べて出しておいたら、数日後にはこちらの方をモリモリ食べる様になり、難なく切り替えができました。少食でも高タンパクで吸収が良いため、体重が増えていき助かります。
これは量も多すぎずお試しにちょうど良かったですし、大袋だと夏場は傷みやすいので、このサイズがあるのは助かりました。。<口コミ&評判 ユーザー1>
穀物が沢山入っているキャットフードだと消化不良を起こして、沢山吐いてしまうので、グレインフリーのフードを探していました。アーテミスオソピュア グレインフリー フィーライは粒が小さめなので口腔内の調子が悪い猫でも食べやすと思います。ただ、袋にジッパーが無いのが不便です。
<口コミ&評判 ユーザー2>
痩せこけてしまったこにが喜んで食べてくれるご飯を探しています、少しアーテミスを混ぜたら少し食べてくれました、フィッシュ4キャットのサンプルはダメでした見向きもしませんでした。
<口コミ&評判 ユーザー3>
ジップになっていないのが困りました。フードは意外にニャンが美味しく食べてくれています。まあまあだと思います。あと、これでグラム当たりが安ければ文句ないです。
<口コミ&評判 ユーザー4>
全く食いつかず翌日ようやく食べてくれました。今までロイヤル◯ナンを食べさせていたのですがよく嘔吐してたけどこの餌に変えてからは嘔吐はしません。排便に関しても毎日2回と…便秘知らずになりました。
<口コミ&評判 ユーザー5>
食いつきは「翌日から食べた」や「少し混ぜたら食べた」など何とか食べてくれるようです。魚味が大好きな猫なら、良い食べっぷりのようです。
体調面では穀類による嘔吐や下痢などの消化不良が改善されたと飼い主さんからも喜んでいました。
全体的に評判は高くなっていましたが、低評価の理由として多かったのが「保存方法」です。保存方法が難しくなっているので注意しましょう。ちなみに総輸入販売代理店は以下の保存方法を推奨しています。
高温多湿を避け、直射日光のあたらない冷暗所で保管して下さい。また開封後は袋を密閉するか密閉容器に入れて保管して下さい。冷蔵庫での保管は冷蔵庫から出した際に室温との温度差で袋に結露が生じることがあり湿気でカビが生える恐れがあるので、お勧めしません。
アーテミス「オソピュア」はこんな猫ちゃんにおすすめ!!
アーテミス「オソピュア」はカロリーが高めになっているので、太るためにも痩せ気味の猫におすすめです。また穀類不使用となっているので、穀類よるアレルギーや消化不良に悩んでいる猫にもおすすめをします。
ただ、主原料に魚が使われているので魚味が好みではない猫は食べる可能性が低くく、あまりおすすめできません。
1日の価格(コスパ)を計算!楽天やamazon(アマゾン)が最安値?
キャットフード「アーテミス「オソピュア」」の価格は「4158円」となっています。
これを1日辺りの食事代に計算すると「134円」となりました。原材料の品質、安全性を考えると、この価格も仕方ありませんが、できればもう少し買い求めやすくしてほしいところです。
販売店は楽天やamazon(アマゾン)がおすすめ?最安値はココでした!
キャットフード「アーテミス「オソピュア」」の価格を比較して最安値を探したいと思います。(※どちらも1.81kgの価格となっています)
- amazon ⇒ 4158円(送料無料)
- 楽天 ⇒ 4158円(送料無料)
価格はどちらも同じで差はありませんでした。そのため、普段利用する購入しやすいサイトでいいと思います。ただ、どちらも送料が無料ではないお店も出品してあったのでちゃんと確認してから購入しましょう。
まとめ
以上、アーテミス「オソピュア」の原材料や成分を調査してみると、口コミでの食いつきの評判は悪かったものの、猫にとって危険な穀類は使用されておらず、安心して食べさせることのできるキャットフードだとわかりました。
その結果、A~Eの5段階評価中の「A」だと評価しました。
原材料の品質と安全性は高く、口コミでも体調面に良い効果が出ていたので、一度試してみる価値はあると思います。
管理人は痩せ気味か穀物、獣肉にアレルギーを持っている猫におすすめをします。